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家族のダイアログ |心臓手術日記

開業医でのフォロー開始

2月にS病院を卒業するときにもらったワーファリンがそろそろ底をついてきたので
S病院から紹介されたS医院へいくことにした。
実はこのS医院、内科と循環器科がメインのようで以前に風邪をひいてかかったことがある。
自宅から歩く距離はS病院もS医院もほとんど違いはない。

ワーファリンが切れることもあるのだけれどS医院にきた理由は他にもある。
3日前から鼻水がとまらなくて頭が重い、それをなんとかしたかったのが大きい。

仕事は遅刻することにして朝8:30 受付開始と同時に診察券と保険証をだす。

看護士さん「今日はどうされました?」

「鼻水がとまらなくて、たぶん風邪かと・・・」
「それからS病院から紹介状がきてると思うのですが」

「あぁ こちらですね」 受付のカウンターの横からファイルを取り出す。
どうやらそろそろ来る頃だと待ち構えていたらしい。

9:00からの診察開始を前に名前を呼ばれた。 血圧と血液検査らしい。
血圧140-92 ちょっと高め、まぁ初めてで緊張してるからね
採血、いつものように血管が見難そう。 でもベテラン看護士さんはさすが一発で痛みも無く決めてくれた。
そしてそのまま血液検査
「ワーファリンが丁度良く効いてますね」
あら? まだ1分もたってないのに・・・ 血液検査ってこんなに簡単なんだ
S病院では1時間も前から採血しなくてはいけなかったのに。 開業医の快適さを実感

しばらくまっていると名前を呼ばれる。 診察の時間だ。

先生は50代半ばだろうか、S病院からの紹介状を見ながらこれまでの経緯を私に質問して、机の上のPCに入力していく。 ブラインドタッチができていないのは関係ないかw
それにしても紹介状っていろいろ細かい所まで書かれているんだなぁ、私もじっくりと拝見させてもらった。 レントゲンと心電図ももちろん添付されていて心強い。

先生は言う「心臓の大きさも徐々に小さくなってきていますね、心電図で見てもよくなっているのがわかります」 「血圧を測ってみましょうか 132-82 いいですね、以前は極端だったでしょう」
私 「ええ まぁ、 昨年の夏に利尿剤をやめてから血圧の下が若干あがりまして」
先生「心配はない範囲ですね、これから上がってくるようだと血圧を下げる薬をだしますが」
私 「プロブレスを飲んでいるのですが」
先生 「プロブレスには血圧を下げる効果もあるのですが、心臓を保護する効果もあるんです、手術後いきなり完治したのではなくて、徐々に回復にむかっているということですから、この場合、心臓を保護することを考えて処方されたんだとおもいますよ」

なるほどそうなんだぁ。 なかなかしっかり説明してくれる先生でちょっと安心

「さいきんの調子はどうですか?」
「普通に運動もしています。 ゴルフとかエアロビとか」
「じゃあ大丈夫のようですね、 でっと・・・」

「鼻水が止まんなくて 3日前から」
「では のどをみせて」
「ふむふむ では薬をだしておきましょう」

「よろしくおねがいします」

心臓の事に時間をかけて風邪は一言で終わっちゃったよ

「この先生は心臓フェチだな」
長く付き合うことになる先生を心の中でフェチに決め付けた私であった。
by familydialog | 2008-03-27 10:32 | 開業医にて
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++心臓弁膜症手術の日記++

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